体験談にもとづく3つの流れ
個人の体験談にもとづく流れを簡単にご紹介し、妊活に励んでいる方々のお力になれれば幸いです。
①自宅で検査
いきなり検査?と疑問に思われるかもしれませんが、私の場合は検査から始めました。ただ、結果として、検査から入ることでお金も時間も節約できたと思います。
私も妻も30代となり「そろそろ子供が欲しいな」という段階で、近年、不妊治療をされている方々が多いということもあり、私自身に問題がないか調べようと思い立ちました。いきなり産婦人科にいく心理的なハードルもありましたので、自宅で簡単に調べられる方法がないかと探したところ、見つけました。検査方法は割愛しますが、関連アプリをスマートフォンにダウンロードし、キットに従って簡単に検査可能です。
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妻と二人暮らしでしたが、妻には内緒で自宅で一人の時を見計らって検査してみると、、、通常、カメラの視野内に見つけられるものがいない、、、方法を何回も確認して試しましたがいない、、、かなりのショックを受け、そこからWeb検索で情報を収集するも、どうやら自然妊娠は不可能な状態であることが予想できました。
この結果について妻と話したところ、すべてを受け入れてくれ、一緒に産婦人科へ行くことに。現在もですが、当時の妻には感謝しかありません。
②病院で検査
自宅で検査の結果、自然妊娠は不可能なことが予想できたため、産婦人科は不妊治療をみすえて選択しました。幸いなことに、不妊治療に力を入れている病院を県内で探すことができ、妻と予約をとり、受診しました。共働きなこともあり、仕事と病院の都合上、土曜日のみの通院を希望していたのですが、大変混み合っており、電話の1ヶ月後以降でしか予約が取れませんでした。不妊治療で受診を希望される方は、早めに行動することをおすすめします。
病院では、女性単独と夫婦でいらっしゃる方の比率が半々くらいで、待合室はいつも満席でした。男性専用の検査室(個室)に通され、テレビ、DVDプレーヤー、ヘッドホンがあり、尿検査と同様にして窓口へサンプルを提出しました。
結果は数・運動率・奇形率の三項目で表示されており、それをみながら診察をうけました。「数は非常に少なく、自然妊娠は不可能に近い」との診断で、自宅での検査結果どおりでした。覚悟はしていたものの、医師から直接伝えられると、改めてショックをうけ、自身を責めました。ただ、幸いなことに運動率・奇形率は悪くなく、体外受精の可能性は残されていたため、その可能性に賭けることに気持ちを切り替えました。
③体外受精
不妊治療は「タイミング法」「人工授精」「体外受精」の流れで進むことが一般的かと思いますが、体外受精にすぐに進み、妻のおかげもありまして、初診から約1年で妊娠に至ることができました。
費用について、事前情報から数百万円は覚悟していたのですが、採卵一回、体外受精二回で成功し、当時は保険が適用できない状況でも、何とか約200万円に抑えることができました。
まとめ
①自宅で検査し、数が少ないことが予想され、②病院で検査し、予想どおり自然妊娠は難しかったですが、③体外受精に即着手した結果、初診から約1年で妊娠に至ることができました。
自身の経験から、男性に不妊の要因がある可能性もありますので、妊活はパートナーとの協力が不可欠だと思います。男性が産婦人科へ通院する心理的なハードルもあるかと思いますが、年齢を重ねるにつれて男性も女性も生殖能力は下がると言われています。そのため、本ブログが少しでも早く将来を考える・行動するきっかけになれば幸いです。
次回は、体外受精に臨むにあたって、心がけたこと・試したことを書きたいと思います。
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